甘くも苦い誘惑に溺れて


本当…勝手だよな。



振り回し過ぎだよな。



んな事はわかってるから。



わかってるけど、せめてもう少し、後少し…



俺に幸せを与えてくれないか。



もう少し、夢を見させてくれないか。



俺は一晩中、お前の髪に触れていた。



もう二度と見る事のない寝顔をずっと、見ていた。



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