ピンクローズ〜君と私〜
それでも彼は笑っていた。
私はそんな明るくて面白い彼に惹かれていたんだ。

寒さが逆に心地よくて、いつまでも浸っていたかった。

彼の暖かい手の温もり。

初めて感じる切なさ。

恋って苦しいね。


突然の私と彼の出会いは、夜明けと共に消えていった。
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