空色
第三章*約束
アミ目線

ガーッ

デパートに入るとずぶ濡れの池ちゃんと優君がいた。

『やっほーアミ!』

『池ちゃんたちも濡れたの?』

『うん…もうびしょ濡れだよ〜』

『とりあえず着替えなきゃね…』

『んじゃ2階に行って服でも見るか!』

私達は2階に向かった。

『私この店がいー!』

池ちゃんが優君の服をグイッと引っ張る。

『んじゃ優香の服見るけどおまえらはどうする?』

『アミどうすんだ?』

『じゃあ私もここの服見ようかな』

『わーい♪』

私達はお店へ入って行く。


カシャ…

『どう?優?』

『似合うよ♪』

『んじゃこれにするー!』

池ちゃんってあんなに乙女だったんだ…

しかもさっきから嬉しそう。

『アミは試着しないのか?』

『するよ!』

私は試着に入る。

びしょ濡れの服を脱ぎ、お店の服を着る。

カシャ…

試着のカーテンを開けると目の前には翔がいた。

『どう…?似合う…?』

『うん。可愛いよ』

優しい笑顔を見せた翔にキュンとした。


翔と優君の服も買い、私達は店を出た。


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