空色
第四章*秘密
『明日からは夏休みだ!!おまえら羽を伸ばして遊んでこーい!』

ガヤガヤ

教科中がざわめき始める。

『やっと夏休みになったねー』

『だなー』

『長かった気がする…!』

明日から待ちに待った夏休み!

たくさん宿題はでるけどそんなのおかまいなし☆

『みんなで夏休み中遊ぼうよ』

池ちゃん!私が言いたかったことを言ってくれて感謝!

『そうだなー…どこ行くか…?』

『前は町に行ったよな〜』

みんなでどこに行くか考えてると何も喋っていなかった康也君が口をひらいた。

『ねぇみんなで俺ん家の別荘に来る?』

『え…?』

『あ…?』

一瞬シーンとなった…

『べ…別荘!?』

『康也君ってそんなにお金もちだったの?』

『だから前あんな高い服買えたのかー…』

『で…どうすんの?来るの?』

『行くー!』

別荘かー楽しみだなー

『…てことは泊まり?』

『まあ泊まってもいいぞ』

『じゃあ泊まるか!』

私達は康也君の別荘に泊まることにした。

『なあ佑久も呼ばねーか?』

優君…友達思いだね…

感動!!

『そうだな。じゃああとで誘ってみるか』


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