ツンデレなお姫様!?
「や、やばいっ!!」

私は急いで靴を履くと、玄関を飛び出した。



「っは~、やばぃっ!つ、疲れたぁー!」

「10時5分。あー惜しい!5分遅刻だね!」


こ、この野郎!
そりゃ、遅刻した私も悪いけど、

「愁斗先輩、心狭すぎっ!」

「しょうがない。今日は、優しい優しい愁斗様が、許してやろう!」

「意味分かんない・・・。行きますよ・・・っン!」

不意打ちのように降ってきた、愁斗先輩の甘いキス。

苦しい、苦しい!

「ンっ・・・ハァ・・・んっ!・・・はなし・・・てっ!」

「もう無理なの?」

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