シルバーリング
◆その後◆

過去のこと




―――――


「それで?

…付き合うことになったんだ?」



学校に行く道で、れいが聞き直す。


「うん。」



笑顔で返したあたしの言葉にれいは黙ってしまった。





「……泣かない?」


しばらくして、れいが学校の門の前でふと呟く。


あたしは思わず立ち止まった。









―「絶対泣かないよ。」


そう言いながら、あたしはまた歩き出した。







< 80 / 85 >

この作品をシェア

pagetop