【完】歌姫、そんな声で鳴かないで!
「何?あんた、免疫ねえの?男のハ、ダ、カ。」
「…っ!あるわけないでしょ!」
ふざけた対応をする木酪に、ついムキになってしまう自分に更にムカつく。
木酪のひょろっちいと思っていた躯は意外とがっちり出来ていて、まるで美術館の彫り物みたい。
その白くて滑らかな肌に似つかわしくない……下半身。
「今、見たでしょ?」
「みっ…見てないから寄るなっ!」
この間のファーストキス喪失事件もあるし、普段の木酪泰則じゃなくてどす黒い本性の方の木酪泰則だから、更に警戒してしまう。
「…っ!あるわけないでしょ!」
ふざけた対応をする木酪に、ついムキになってしまう自分に更にムカつく。
木酪のひょろっちいと思っていた躯は意外とがっちり出来ていて、まるで美術館の彫り物みたい。
その白くて滑らかな肌に似つかわしくない……下半身。
「今、見たでしょ?」
「みっ…見てないから寄るなっ!」
この間のファーストキス喪失事件もあるし、普段の木酪泰則じゃなくてどす黒い本性の方の木酪泰則だから、更に警戒してしまう。