幼馴染は何でも一緒
幼馴染って何だろう

キーンコーンカーンコーン
お昼の時間が終わった。
飯田君とバイバイして
私は瞳のクラスの前をとおった。
ふと、教室をのぞくと
瞳は一人でお弁当を
食べていたのだ。

芽衣はとても悲しかった
瞳には友達がいないんだ
ずっと私が居たから?
これって瞳を私が
甘やかしてるのかな・・・

帰り道・・・
瞳は一人だった。

「瞳・・・。」

「・・・こっちこないで!!
 私は今から友達と帰るから!!」

「友達いないんでしょ。」

私は言った。
言ってはいけなかったかも
知れないけど・・・

「・・・いるよ!!
 いっぱい居るよ!!!」

昔から瞳は意地っぱりだ。
素直になっていいんだよ。

「お昼・・・一人で
 食べてたでしょ?
 もう、喧嘩はやめよう。
 瞳が嫌なら
 飯田君君と別れる!
 ねぇ!幼馴染って何なの!?
 普通に離れられる!?
 記憶から飛ぶの!!!???」

言い切った。
これで瞳はまた仲良くしてくれる
って思ってた。

「うるさい!!!
 うるさい!!!
 黙れぇぇぇぇ!!!
 そうやっていっつも大人ぶって
 きもいんだよ!ばあーか!
 死ねばいいのに。」

タッタッタッ

瞳は走ってどこかえ行った。
瞳はおかしい。
死ねばいいのにって言葉を
聞いて
芽衣は涙が大雨のように
出てきた。
幼馴染じゃないの?
幼馴染って何なの?


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