先生あのね・・・
二人で車を降りて家の玄関に近づいた時
私の見知らぬ綺麗な女性が
そこに立っていた。
私にはこの女性が先生の元カノであることがすぐにわかった。
「もう、会えないと言ったはずだ」
先生はその女性にきつく言い放った。
「そんな事言われて簡単には納得できない。
ここで話すのも何だから
とりあえず鍵を開けて?」
強気の女性に対して
先生は毅然とした態度で
「ここでいい。
萌は部屋で待っていてくれ」
そう言って私に鍵を手渡した。
私は震える手を押えながら鍵をあけて
部屋のソファにうずくまり
先生が帰ってくるのを待っていた。
数分後
突然玄関があいて
その女性が私の前に立った。
そして、その女性が部屋へ入ることを止めようとした先生も飛び込んできた。