恋ノ花

「あ・・・ごめん、でもかわいいよ?」


そうニッコリ笑った高松くん、

机から立ち上がり、私のほうへ来たかと
思えば優しくハネた前髪を直してくれた


hhhhhは・・・反則だよっ


カッコよすぎぃ


「てかさ、蒼でいいよ?」


「え、じゃあ、私はくるみで!」


そう言って二人は顔を見合せた


「あとさ、もう1回会ってよね」


案内など忘れ、2人で教室で
しゃべっているとふと蒼くんが
会話を切りだした


「え!わかってたの?」


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