恋ノ花

「へ?……うん、あのねッ」


と、笑みがこぼれながら
話を聞いてもらおうとしたのに…

邪魔が入った、、


「おい!くるみ!」


図太い声と共に、今度は頭に衝撃


「いったぁ!何すんの!」


頭をさすりながらあげると
そこにいたのは…だいたい分かっていた…
大地だった、


「お前、数学のノートは?」


はぁ?

それくらいで頭叩かなくてよくない?

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