旦那様と奥様です!


あんな二人を無視して亜紀は俺の腕を引っ張った。


亜紀は公園を本当に出て行こうとする。


バカかこいつ?


何本当に出て行こうとするんだ?


「翔?なんで止まってるの?」


「なんでってあいつらのやり取りをのぞくに決まってんじゃん。」


「へ?」


「あんな面白いもん見逃すわけにはいかないだろう?」


「そ、そうだね?」


「ってことでそこらへんに隠れるぞ。」


二人で隠れられるところに隠れた。


んー


会話は全然聞こえないけどいっか。


それより面白いな。


二人して真っ赤になっちゃてよ。


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