禁断の恋はじめます
あの日…啓吾の本当の
おじいさんに会いに行った日
車の中で


 愛してるって言ったよね。


あれから私たちに何かあった?
啓吾に嫌われること何かしたのか?

私は合格発表よりもそのことが心配だった。


発表の日


「うかったらメールくれよ。」めずらしく啓吾が
話しかけた。


啓吾たちは普通に授業だから
私はうんとうなずいた。


「ママとパパにも忘れないで…」


「はいはい…運命の結果を確認してくるね。」


もう開き直るっきゃない……
とりあえずやったんだし……


啓吾のことはそれから
また悩めばいいか……


今日は啓吾が話しかけてきてくれたし
ちょっと嬉しい・・・・


「いってきま~~す」
啓吾がいつも通りに出かけていった。

いつもと同じ朝……


やっぱり…啓吾は家族がいい…


そう思った。
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