禁断の恋はじめます
「ンンン…」咳払いが聞こえて私は
慌てて勇樹から体を離した。


「おじゃましま~~す」

サッカー部が入ってきて
私は驚いた。


「勇樹~~いいところで悪いな~」


  見られちゃってた……

そのかたまりの中に啓吾がいた。


私は後ろめたさに胸がキュンと痛む。



「あれ?勇樹 啓吾の妹じゃん!!」


道ができて啓吾と目が合った。


「おい 啓吾 
勇樹 おまえの妹となんかしてたけど
いいのか~~~ぁ???」


  バカ無神経!!


啓吾が困った顔で私を見た。


「妹ちゃん~勇樹とつきあってんのか?」

無神経な質問に
凍りついた……。


啓吾の前で言われるのは
やっぱり辛い……。
だけど…私と啓吾は違う道を選んだんだ


いいきっかけかも知れない。


私は

「先輩に聞いてください」と言った。


勇樹にまかせようって……。
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