禁断の恋はじめます
多分…今日…
このつらい真実を
啓吾が知ることになる……。



本当は何にも知られずに
ここから逃げられるなら
逃げてほしいと思う。

いつも明るい啓吾に
訪れるだろう衝撃の真実を…
啓吾はどう受け止めるんだろう……。


私が啓吾だったら…
そう思うだけで心臓が苦しくなる。


幸せだった私たち家族に
訪れる危機だと思った。


啓吾の携帯が鳴った。


「あれ…監督だ……」


「はい……あ…はい……
……え……?
なんでですか?………
俺に?……親?……親は自分で
考えろって……わかりました。
連絡とります……。」



啓吾は首をかしげて
また携帯を耳につけた。
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