君はズルイ
「さぁ…




もしそうだったら?」

私はこの時思った。

言葉の意味を理解してくれた…。

那古以外にも…

私を知ってる人がいたと…


「俺は…


日比谷が本当に俺に親近感持ってくれてるんなら…

助けるよ。」

え?


……今なんて?


「…助けるって



できる訳ない。」


そうだよ、できる訳ないじゃない。


「日比谷さ…


いじめられてるんだろ。

そんな奴等俺がぶっ倒してやるよ。」


< 9 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop