花には水を


「…わからない」



付き合ってる?



本当にそうなのか。



わからない。



私はただの遊び…。



ねえ、連。




私を落とすのが目的だったの?



ねえ、連。





私は連と付き合ってるって思ってもいいの?







聖夜兄はそれ以上何も言わなかった。




私も、黙って外を見つめていた。








すれ違う心は、どんどん。




どんどん、離れていく…。







< 173 / 296 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop