花には水を
瑞穂は何故私が避けるのかわからないだろう。
だって、私もよくわからない。
彼の、優しい手と笑みが好きだったはずなのに。
今、その笑顔をみたら私の心はきっとずくんと痛む。
そして、瑞穂とは違う人の顔を思い浮かべる。
違うひとの笑顔と、大きな強引な手を。
・・・何処に行こうかと迷った。
けど、結局私は此処に来て居た。
気分が落ちたり、悲しくなったりしたときいつもくる場所。
「おっちゃん、2時間」
「はいよ」