ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~
明子さんは慎司さんの正面に座り、慎司さんはもちろん私の隣に座ったんだけど、私とかなり間を開けて座った。

『俺にピタッとくっついとけ』と言ったくせに、なんで?

私はムカッとして、それと、たぶん明子さんへの対抗心みたいなものも湧いて、衝動的に体を横にずらすと、慎司さんにピタッとくっついた。

慎司さんがハッとしたのが気配で分かり、お母様は目を丸くした。

でも、明子さんは穏やかに微笑んでいて、そんな明子さんと目が合ったら恥ずかしくなり、私は下を向いてしまった。

私ったら、何恥ずかしい事してるんだろう。今更離れるのはますますおかしいよね…

「あなた達って、本当に仲良しなのね?」

「ま、まあね」

「孫が楽しみだわ…」

「な、何言ってるんだよ? 俺達の方は当分先だよ」

『俺達の方は』って事は…?
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