ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~
慎司さんの部屋も明子さんの部屋と同じく広かった。

ローテーブルにグレーのソファ、そしてベッド。

お母様が『やたらと大きい』と言っていたベッドは、確かに大きく、大人が楽に二人寝られそうだ。

あそこで今夜、慎司さんと…?

「何、赤くなってんだ?」

「あ、別に…」

「疲れたから、俺はちょっと横になるよ。おまえも疲れたろ? 楽にするといい」

「うん、ありがとう」

慎司さんはひじ掛けを枕に、ソファに仰向けに寝転がった。

「ねえ、慎司さん。お母様に本当の事を言った方がいいと思うの…」

「何で?」

「だって、話がどんどん進んじゃって、喜んでくださるお母様を見てると、騙しているのが申し訳なくて…」
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