ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~
「普段はどうなんだい?」

「普段? 知らない。年に1回ぐらいしか帰らないから」

しかも長居はしないし…

「じゃあ、おまえが家を出る前はどうだったんだ?」

「え? それは…」

どうだったかな…

とにかく、私と私を取り巻く世界は、中3のあの時に、何もかも変わってしまった。壊れてしまったと言うべきか…

私が高校の時は、とにかくあの町を出る事しか考えていなかった。

東京の大学を受験し、あの町を出て東京で下宿するのが当然の事だと思っていたし、その事で家族と議論した記憶はなく、実際にそうなってからも、当然のように仕送りしてもらっていた。

高校の3年間を、私はどう過ごしていたのだろう…
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