ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~
「嫌だね。昼間ずっと我慢してたから、欲求不満。望愛は違うのか?」

『望愛(ノア)?』

向かいの二人がまたハモった。

「私だって、同じよ?」

私は慎司さんの肩に頭を預けた。

「そんなあ、嘘だろ?」

「だから、あんまり見せつけないでよね!」


そこで飲み物が来たので、みんなで乾杯をした。
クーッ、やっぱりビールは美味しいなあ。

「今夜は二人に3つの発表があるんだ」

『3つ?』

またハモってる。この二人って、案外気が合うんじゃない?

「一つ目。俺は来月転勤する」

「マジっすか?」

「マジだ。二つ目。望愛は会社を辞める」

「そんな…」

「そして三つ目。俺と望愛は結婚する」

杉下さんはガクッとうなだれた。

「きゃー、おめでとう!」

「ありがとう、由佳里」

「じゃあ、ノアの男嫌いは治ったのね?」

「うん、慎司さん限定だけどね」


(END)

※最後までお読みくださり、ありがとうございました。

秋風月

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