〔完〕あなたと過ごす季節
「今日はありがとうね、咲良。」
練習が終わった後咲良と後片付けをしていた。
「ん?別にいいよ。俺が無理矢理お前を指名したんだから。そのくらいはしないと。」
キーボードをよいしょ、と棚の上にあげながら言った。
「・・・それに、お前の悲しむカオみたくなかったし・・・。」
ボソッと何か呟いたみたいだけど、私には聞こえなかった。
練習が終わった後咲良と後片付けをしていた。
「ん?別にいいよ。俺が無理矢理お前を指名したんだから。そのくらいはしないと。」
キーボードをよいしょ、と棚の上にあげながら言った。
「・・・それに、お前の悲しむカオみたくなかったし・・・。」
ボソッと何か呟いたみたいだけど、私には聞こえなかった。