〔完〕あなたと過ごす季節
気がつくとそこは真っ暗な世界だった。

何かあるのかと思い周りを見渡してみる。


「あ!」


遠くに後ろ姿の涼がいた。


「涼!!」


呼びかけるとゆっくりと振り返る。

そして、ニコッと笑い、


「じゃあな、桜。」


涼の姿は闇に包まれた。
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