メランボス
(三)
「そうして、二匹は星座となった。生涯、人々に伝えられる伝説になるようにと。メラもアクタイオンにきっと会えたと思うよ、よくさ死んだ人は星になるとも言うしね。
こいぬ座を形成する星の一部がアクタイオンなんじゃないかなって僕は思っている。――大丈夫?」
と、聞いた彼には訳があった。
私が泣いていたからだ。
「泣いてくれるなんて嬉しいな」
「そりゃあ、今その星座を見ながらあんな話をさせられれば」