Kiss★恐怖症
「えーわかんない…なんでだろう…」


"わかんない"って―…。


あれは貧血じゃない。


さっき振り向いたの星蘭の顔。


赤く染まってた。


……はっ!!


もしかして―…。


「兄貴!星蘭、兄貴のこと子供だと思ってなかった?」


「うん、思われた!!星蘭ちゃんひどいよね!!頭撫でられたよっ」


この言葉を言った後。


「でも…星蘭ちゃん、気に入っちゃった…」


「…え…」


そう言った樹は。


先程の可愛いさは何処かに消え、大人の男の顔になっていた。


俺は、何か身震いするような。


そんな感覚に陥った。




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