Kiss★恐怖症
「あ…春樹くん…」


星蘭はそう呟いた。


私は知らない人。


でも。


なんか知ってる顔のような。


………あ!!!!


「星蘭!!ちょっと寄り道しよ!!」


「え、ちょっ―…」


私は星蘭の腕を掴み、無理矢理引っ張る。


あれは。


多分、神谷くんが言ってた。


"星蘭に馴れ馴れしくしてくる奴"だ―…。


だって、どう考えても違う制服だし。


星蘭を見て、"あ、発見"って言ってたし。


それに。


何より、神谷くんにそっくり―…。


「り、莉子!!」


「いいから!!ついて来て!!」


とりあえず早く星蘭をそいつから遠ざけないと。


憧れの神谷くんに嫌われちゃうよーっ!!





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