Kiss★恐怖症
―――――――…
―――――


私はトイレにこもって、急いで携帯を取り出す。


「神谷くんに早く連絡しないと…っ」


近付けちゃった…。


ってか、あっちが近付いてきたんだもん!!


愚痴を心の中で漏らしながら、神谷くんに電話した。


――プルルル…


[…もしもし]


「あ!!神谷くん!!今どこ!?」


[学校出たとこだけど]


「ちょっと大変なんだってば~っ」


私は、神谷くんに事情を詳しく説明した。


とりあえず詳しく詳しく―…。


[あいつ…っ!!今から行くから、適当にあしらっといてくれ!!]


「分かった!!」


電話を切る。


……よし。


これでどうにかしてくれるだろう。


あ!!


「早く戻んないと2人っきりじゃん!!」


私は急いで2人のいるところへと足を進めた。






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