Kiss★恐怖症
「俺さ」
私が口を開こうとしたが、微妙な差で直樹が先に声を出した。
「本当に役に立ててないよな」
「え!?そんなことない!」
「言い始めたのは俺なのに―…」
息が抜けて、肩がかくんと落ちた。
たとえ。
たとえ、言い始めが直樹からだったとしても。
言わせた原因は私にあるわけで。
自分自身で解決するのは当たり前。
それが正しい。
でも。
直樹が治すといってくれなければ、私は治そうともしなかったよ?
治す必要さえなかった。
それを治そう、治したいと思ったのは。
――――直樹と一緒にいたいと思ったからなんだから。
私が口を開こうとしたが、微妙な差で直樹が先に声を出した。
「本当に役に立ててないよな」
「え!?そんなことない!」
「言い始めたのは俺なのに―…」
息が抜けて、肩がかくんと落ちた。
たとえ。
たとえ、言い始めが直樹からだったとしても。
言わせた原因は私にあるわけで。
自分自身で解決するのは当たり前。
それが正しい。
でも。
直樹が治すといってくれなければ、私は治そうともしなかったよ?
治す必要さえなかった。
それを治そう、治したいと思ったのは。
――――直樹と一緒にいたいと思ったからなんだから。