Kiss★恐怖症
屋上にいるせいか、夏の夜が少しだけ涼しく感じる。
暗い中、花火が上がる方向の手すりに腕を乗せて、その上に顎を乗せる。
屋上から見る夜の景色。
「綺麗―…」
「そうだな」
そう肯定しながら、私の隣まで歩いてくる。
なんだかいい雰囲気。
二人っきりでの夜景。
暗いから顔が赤くなっても、そんなにばれないし。
「星蘭」
「ん?何?」
私たちはお互い景色…いや、遠くを見たまま話す。
「キス恐怖症のほうはどう?」
「あ、ああー…」
――いきなりきたか。
直樹と会うことになったときから。
もちろん覚悟していたことだったけど。
話すべきだよね。
たとえ。
どんな結果になったとしても―…。
暗い中、花火が上がる方向の手すりに腕を乗せて、その上に顎を乗せる。
屋上から見る夜の景色。
「綺麗―…」
「そうだな」
そう肯定しながら、私の隣まで歩いてくる。
なんだかいい雰囲気。
二人っきりでの夜景。
暗いから顔が赤くなっても、そんなにばれないし。
「星蘭」
「ん?何?」
私たちはお互い景色…いや、遠くを見たまま話す。
「キス恐怖症のほうはどう?」
「あ、ああー…」
――いきなりきたか。
直樹と会うことになったときから。
もちろん覚悟していたことだったけど。
話すべきだよね。
たとえ。
どんな結果になったとしても―…。