Kiss★恐怖症
――――――…
――――


「久々だから気持ちいーいっ」


私は、んーっと背伸びをする。


そしてなびく髪を耳にかけた。


「屋上か―…なんか色々恥ずかしいことを思い出す」


なんて直樹は言ってるけど。


私たちの本当の恋は、この夜の屋上から始まった。


心に残る思い出の場所となる。


「直樹」


「ん?」


「もっと色んな思い出作ろうね」


そう最高の笑顔で微笑んだ。


もっともっと。


一生記憶に残る思い出を。


キラキラ輝き色めく思い出を。


心のポケットにたくさんためていきたい。




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