Kiss★恐怖症
「まあ、何もされてないみたいだし良かった」
そういいながら、また春樹に視線を戻す。
軽く睨みを効かして。
「そんなに怖い顔しなくてよくない?」
余裕顔の春樹。
「ってか、なんで俺の部屋にいんだよ」
「えっと―。兄貴の彼女、家に連れてくるのって珍しいから」
「っるせーよ。お前は、連れ込みすぎなんだよ」
「俺、結構モテるからね」
「俺より年下のくせに、やること早いんだよ」
そんな兄弟のやりとりには口を出せない。
ただ、見ているだけ。
でも、春樹……くん。
本当に直樹の弟に見えない。
大人っぽいっていう言葉を使っていいのかわからないけど…。
直樹よりはるかに年上に見える。
直樹よりも強引な感じで。
直樹も強引だけど、それを上回る。
そういいながら、また春樹に視線を戻す。
軽く睨みを効かして。
「そんなに怖い顔しなくてよくない?」
余裕顔の春樹。
「ってか、なんで俺の部屋にいんだよ」
「えっと―。兄貴の彼女、家に連れてくるのって珍しいから」
「っるせーよ。お前は、連れ込みすぎなんだよ」
「俺、結構モテるからね」
「俺より年下のくせに、やること早いんだよ」
そんな兄弟のやりとりには口を出せない。
ただ、見ているだけ。
でも、春樹……くん。
本当に直樹の弟に見えない。
大人っぽいっていう言葉を使っていいのかわからないけど…。
直樹よりはるかに年上に見える。
直樹よりも強引な感じで。
直樹も強引だけど、それを上回る。