HIVになって・・・
「少し時間くれないか」「あまり急な話しだし」「親にも話さないといけない」

浩二の家は名門の医者のうちだった

結婚となればそれ相当のいいところの娘をと思うのが普通だった

一応家もいいところのお嬢様なので問題はそれほどなさそうに見えた

問題は石頭の浩二の父親だった

「どうするんだ、大学卒業してすぐ結婚だなんて」浩二は事情を全部説明した責任を取らなければいけないことを

浩二と緑は親の説得もして結婚することになった

浩二の卒業と同時の結婚だった

ただ緑は運命の皮肉かエイズ発症してしまった

どんどんやせていくからだ

どんどん抜けていく髪の毛
 
怖かった、口の中はただれて腐っているような気もした

浩二は時折涙を見せた・・・・・・・・それほどまでに緑を愛していた
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