七不思議な彼女

京介Side

…。

……。

「なぁ~アリス、どうして急に一緒に寝ようなんて思ったんだ?」



まったく一緒に寝たい意味がわかんねぇ~だよな。ホント、こいつ相手だと後手に回るなぁ…。



「笑いません?」

「笑わないから言ってみろよ」

「あのぉ~あの女が京介さんに触れてるを見て、いいなぁ~と…私は無理ですから…」

「それで?」



確かに、人に触れれないのは悲しいな…もし俺がアリスの立場ならこんなに強くはいられないだろうな。でも!でもよ?寝るのとはまったく関係なくないか?



「それで、触れないならせめて一緒に寝たいなぁ~って…」

「……」



…正直、ピントこないが、まぁ~こいつのワガママを聞けんのも俺だけだし。



「…まぁ~理由はわかった。だったら今度からは俺もベッド寝るは!」

「えぇ!?いいんですか!?」

「あぁ。俺もソファーで寝てると首痛いし」

「ありがとうございます京介さん!」



ホントこいつはよくわかんない。人に頼ろうとしないと思えば、一緒に寝ようだの…でもまぁ~、こいつといると楽しいんだよなぁ!
< 65 / 110 >

この作品をシェア

pagetop