ゴスロリ彼女のキスの味


 あっさり塩味のポテチを頬張っていると、つい食べ過ぎてしまったせいか喉が渇いて階下に下りた。


 冷蔵庫には牛乳しかなく、水道の水で我慢をする。


 リビングダイニングを眺めていると、モヤモヤとしたものが引っ掛かって気持ち悪くなる。


 おれには何か重大なことを確かめる必要があったと……。


「あっ……」

 思わず水が入ったガラスコップを落とす。


 割れた音など気にせず、リビングダイニングに飾ってある絵に飛びつく。


 壁から外し額縁から絵を抜き取る。

< 311 / 333 >

この作品をシェア

pagetop