ゴスロリ彼女のキスの味


「ゴスロリ女に襲われたのかな?」

 声のトーンから菅原は興味本位というより本気で心配している。


「誰から聞いたんだ?」


「野田だよ。ついさっき電話がかかってきた」


 野田……菅原と一緒にいた背の低い丸顔のほうだ。


「ゼ……いや……蜜姫さんについては何か言ってたか?」


「いや何も」


「そうか……」


「また学校が休みになるかもな」

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