Cygnus
「ここ…
一緒にいい?」
小首をかしげる姿に
また
心が早鐘を打つ
「は、はい。
どうぞ!」
立ちあがって場所を開けようとすると
「待って。
新井さんはここにいてよ。」
そういって
加藤君の手が
私の腕を掴んだ
!!??
思わず固まる私
全神経が
掴まれた腕に集中する
「あ、ごめん。」
次の瞬間
パッと不意に話された手
「とにかく、
新井さんは動かなくていいよ。」
加藤君はてきぱきと
三脚を組み立て
位置を調節しながら
望遠鏡を覗き込んだ
私は
加藤君が掴んだ腕に
そっと自分の手を重ねる
ドクンっ
まだ微かに残る感触
冷たくて
大きくて
力強い手
心の音が聞こえないように
気づかれないように
そっと
彼の背中を見つめていた
一緒にいい?」
小首をかしげる姿に
また
心が早鐘を打つ
「は、はい。
どうぞ!」
立ちあがって場所を開けようとすると
「待って。
新井さんはここにいてよ。」
そういって
加藤君の手が
私の腕を掴んだ
!!??
思わず固まる私
全神経が
掴まれた腕に集中する
「あ、ごめん。」
次の瞬間
パッと不意に話された手
「とにかく、
新井さんは動かなくていいよ。」
加藤君はてきぱきと
三脚を組み立て
位置を調節しながら
望遠鏡を覗き込んだ
私は
加藤君が掴んだ腕に
そっと自分の手を重ねる
ドクンっ
まだ微かに残る感触
冷たくて
大きくて
力強い手
心の音が聞こえないように
気づかれないように
そっと
彼の背中を見つめていた