Cygnus
5
+ + +





夕方のチャイムが聞こえる頃

二階の角スペースには
大きな
天文学コーナーが出来上がっていた


「まぁ…こんなもんかな?」


残ったゴミを片づけて
色とりどりのポップを貼って行く


手を止めたら
昔の記憶に引きずり込まれて

もう戻ってこれなくなりそうで


私は

必死で
体を動かした







< 57 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop