Cygnus
「あ。」
早川君がこちらに気づいて
私を見る
その瞬間
河野先輩も早川君を見たのか
先輩の背中が
ビクッ!!
と大きく震えたのがわかった
「こんばんは。」
軽く会釈をして
通り過ぎていく彼
きっと
私が先輩といるのを見て
気を遣ってくれたんだ…
早川君が
マンションの中に入って行く姿を
先輩は
瞬きもせずに
見開いた目で追っていた
その顔に
さっきまでの笑顔は無く
信じられないのもを見たように
固まっていた
早川君がこちらに気づいて
私を見る
その瞬間
河野先輩も早川君を見たのか
先輩の背中が
ビクッ!!
と大きく震えたのがわかった
「こんばんは。」
軽く会釈をして
通り過ぎていく彼
きっと
私が先輩といるのを見て
気を遣ってくれたんだ…
早川君が
マンションの中に入って行く姿を
先輩は
瞬きもせずに
見開いた目で追っていた
その顔に
さっきまでの笑顔は無く
信じられないのもを見たように
固まっていた