鋭い目にご注意を
「それは…
人に対して思っていることなど、ズバズバ言ってしまう事だ。そのため、友達は勿論、先生にまで避けられた。」



みんな一言もしゃべらない。

そんな中、木ノ下が沈黙を破った。

「あ―、だから新の事がわかったのか★」

「……。」

今、思ったが黒髪の方もいたのか。

「えっ!あの新が! ?」

「えー!じゃあ、マジで心読めるんじゃないの?」

ザワザワ

またクラスのみんなが騒ぎ始めた時、あきちゃんが騒ぎをとめた。

「はいはい。そこまで。川島、新の隣の席に座れ。」

「はい。」

黒髪の隣というのは良かったが、木ノ下拓海の後ろだった事が最悪だ。

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