王子とカメ子



「あの、パーカー、返しに来たんです。お邪魔だったら本当に…」


パーカーが入った紙袋を王子に差し出す。


「お邪魔じゃないから」


紙袋を受け取りながら
王子は「ははっ」って笑った。






…今の気持ちを音にすると
"きゅーん!"です。








「じゃあ、お邪魔します。」


「はい どうぞ。」





うわーーーーー!!!
ドキドキするっ
口から心臓出ちゃうよっ






「…ちゃんと、学校来たんだね。」


王子が言った。


「湊司先輩が、色々助けてくれたからです。本当にありがとうございましたっ」


「うん。どういたしまして。」







あ、あれ?


会話終了……?






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