遥か彼方の空
「それとさ~…私って敬語使うのキライなんだよね~……………アイツらを思い出すから…。だから、近藤さん以外には敬語とか使わないから♪そこんとこよろしくね!!」

(なんかこいつ…ここに置いてもらえることになってから、えらく図々しくなってねぇか!?)

土方はそう思った…だけではなく、口にだしてしまった。

「土方~?死にたい?」

刹那の背後からはまがまがしい黒い何かが出ていた。

「すみませんでしたぁ!!」

「謝ってももう遅いよ♪」

「ぎゃあああああ!?」





この日、隊士達に刹那を紹介する時間になっても、土方は現れなかったという……。

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