Dearest you



それからこいつは、指輪が小さいからデートしながら帰ろうとか言い出した。



お前がこのサイズでいいっていったんだろ!!

とか思ったけど、こいつには逆らえない。



はぁ・・・

おれってほんとに情けねーな。

好きな女1人もまもれねーなんて。


放課後になってほしくねーな。



学校にいれば、莉沙と隣の席だし。

まぁあんまりしゃべったりしてねーけど・・・



でも、俺はこいつの隣に入れるだけで幸せをかんじてる。


はぁ・・・

ほんとに俺どぉしちまったんだろうな。

女のことでこんなに悩んだことはなかったし、これから先もないと思ってたのに・・・




恋ってたいへんなんだな。

と俺はしょっちゅー思う。



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