危険な甘々生活



「え…まさか、あれに乗って!?」



「おぅ」



「あんなのだめだよ!怪我しちゃうでしょ!?」



「いいから。早く持ってきて?」



あたしは、仕方なくイスに手を延ばして、本棚の前に置いた。



佐藤くんの差したイスは、あたしの勉強机のイスで、すごく不安定だから、心配なんだよね…



「…落ちないでね?」



「大丈夫だよ。」



そう言ってイスにのぼる。







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