らぶCALL(仮)





近づいてくる空羅の唇…




…………………。















「…そんなわけないでしょッ!!」



私は空羅のほっぺたを両手で横にのばす。



「い…いてててて!!」



手を離した私は、目の前の空羅に向かって



「みんながみんな、ソレに引っ掛かる訳ぢゃなぃんだからねッ」


って言った。



おまけにあっかんべーのつもりでベロ出してみた。



「行くよッ 空羅」


「…どこに??」


きょとんとしてる空羅の腕を引っ張りながら、校庭♪ってにっこり笑って連れてく。



「…もお怒ってねぇの??」


って聞く空羅に、



「もうシなぃんだったら♪」


って言った。



それからの二人三脚はぅちら実は相性良かったのかって納得しちゃうほど速くて。




ちょこっと見にきた、
ザビエルと空羅の担任の先生に期待された。



空羅は任しといてください♪

なんて、誉められて上がったのか調子こいてる。



ばあか。


って耳打ちしたら李夜よりばかぢゃない

って言われた。


ムカッてきたけど、空羅って学年で2位なんだってさ。

なぜかそんな話を空羅の担任とザビエルとの間でしてたのを聞いたから言い返`さ'なかった。



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