空の向こう側

夏のアパートに行く事はいいものの…



「私、どっちから来たんだっけ?」



分からない





ここが、どこかも分からない





どっちに進めば、街に着くんだろう?





「おかしいな…さっきまで覚えてた気がするんだけど…。」




見れば見る程、知らない場所に見えてくる。




「っ…夏。」


私は赴くまま




森の中に入っていった。





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