空の向こう側

「ん?」


沙羅が空を指すと、少し明るくなってるのに気付いた。




タイムリミットが、近付いて来てる。




「私、一カ所だけ行きたい場所があるんだ。」



沙羅の行きたい場所




それはきっと、俺が考えてる所と同じだろう





「俺も、もう一カ所行きたい場所あった。」




沙羅は満面の笑みを向けた。





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