Out-of-Eden―禁断の果実―
「聞きたいことがある」




なんだろう。




とてもイヤな予感。




「何…ですか?」

「その林檎の彼氏の母親のための金はどっから出るんだ?」



固唾を飲んだ。



ゴクと鳴ったのもわかる。



完璧に動機してしまっている。冷や汗さえ頬から垂れてるような気もする。




「私の毎日のお小遣いから…」

「本当のことを言ってくれ」



柊斗さんらしくない。どこか焦っているような声。




「本当です」



体を売ってるなど言えるはずがない。



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