Out-of-Eden―禁断の果実―
「1日くらい大丈夫だ」





そんなはずない!!




お姉ちゃん今ごろ一人で…




「ダメです!!連絡しないと」

「わかった。誰かに連絡頼む」

「自分でしないと…」

「……するな」




出ていこうとする私の腕をがっしり掴んだ。




「離してくださいッ!!」



ドアノブを掴まれていない方の手で開けた。




「電話はどこですか?」




冷静に柊斗さんに振り返った。柊斗さんは一層掴む手を強める。




「行かせねえ」



眉を上げて、初めて私に向けて怒りの声を出した。




「電話どこですか?」




前に進もうと、足を少しずつ動かす。



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