Out-of-Eden―禁断の果実―
こんな寒い中、裸で奉仕なんて苦痛。



いつになったらこんな日々が続かなくなるのかな。




「これ金」

「ありがとうございます」



ヤッタ…今日はこれでおしまい。ユイに褒めてもらえる。



明日ユイに褒めてもらうんだ。



塾のカバンに1万を財布に入れて男に礼を言った。



ホテルを出た後、知ってる影。



随分と近づくと柊斗さんだとわかった。



でも私は背中ごしに見ているから柊斗さんからは私は見えない。




「おい」



見つからないように家に帰ろうとしたのに呼びとめられた。




< 8 / 414 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop